「ニュージーランドの多文化共生教育に学ぶ」プログラム
金博宝188,金博宝188app2年度,連合教職大学院では,文部科学省の委託事業「新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)」に応募し,採択された「ニュージーランドの多文化共生教育に学ぶ」プログラムを進めてきました。
受講者である本学連合教職大学院の現職教員院生は,プログラムを通して,所属校における多文化共生教育に関する学校改革案を策定し,今も所属校で実践しているところです。
このページでは,本プログラムの流れ,報告会,成果等についてご紹介します。
国際協働プログラムとは
2016年の主要7カ国首脳会議(G7)で採択された「倉敷宣言」に基づき,教育分野におけるG7加盟国間の関係強化を図り,多様化する教育課題に対する教育実践の改善に資することを目的とした,文部科学省による公募事業です。
【文部科学省HP?国際協働プログラム】
日程 | 内容 |
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金博宝188,金博宝188app2年2月18日~3月19日 | 金博宝188,金博宝188app2年度新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)公募期間 |
金博宝188,金博宝188app2年3月19日(木) | 本学から文部科学省へ企画提案書の提出(申請) |
金博宝188,金博宝188app2年5月1日 | 新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)の採択 |
金博宝188,金博宝188app2年6月上旬 | プログラム参加募集オリエンテーション |
金博宝188,金博宝188app2年6月上旬~7月下旬 | プログラム参加申込期間 |
金博宝188,金博宝188app2年7月下旬 | プログラム参加応募者面接 |
金博宝188,金博宝188app2年8月下旬 | プログラム受講決定者オリエンテーション |
金博宝188,金博宝188app2年10月~金博宝188,金博宝188app3年2月 | プログラム講義?演習 |
国内のニュージーランドの教育に関わる研究者をお迎えし講義いただいたり,ZOOMによるニュージーランドの学校との交流,東京学芸大学教職大学院現職院生との合同セッション等を行いました。 これらの活動を通して,プログラム受講者は所属校の多文化共生教育に関わる組織的課題を明らかにし,その解決に向けての改革案を作成しました。 【連合教職大学院ブログでも紹介しています。】 |
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金博宝188,金博宝188app3年2月20日(土) | 「ニュージーランドの多文化共生教育に学ぶ」プログラム報告会 |
プログラムを通して作成した所属校の多文化共生教育に関する改革案を発表する場として,報告会を開催しました。 報告会はZOOMを通して広く発信され,オンラインによる参加者からの質疑にも応答しました。 最後に,本事業の実施に当たって連携した教育委員会からの参加者からコメントをいただき,総括的な意見交換を行いました。 【連合教職大学院ブログでも紹介しています。】 |
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金博宝188,金博宝188app3年3月上旬 | 連携する教育委員会等による事業評価委員会 |
金博宝188,金博宝188app3年3月27日(土) | 文部科学省委託事業「金博宝188,金博宝188app2年度新時代のための国際協働プログラム」合同成果報告会 |
文部科学省委託事業「金博宝188,金博宝188app2年度新時代の教育のための国際協働プログラム」の受託者である東京学芸大学,グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)と3団体合同での報告会(オンライン)を開催しました。 |
金博宝188,金博宝188app3年2月20日(土)の午後,大阪教育大学連合教職実践研究科が文部科学省より受託している委託事業「金博宝188,金博宝188app2年度新時代の教育のための国際協働プログラム」について,報告会を開催いたしました。
報告会では,プログラムに参加した本学連合教職大学院の現職院生が,本事業を通して,コロナ渦にあっても,ビデオ会議システム等を通じた海外の学校?専門家や他大学の研究者との交流に取り組み,それによって得られたアイデアを所属校における学校改革案にまとめ報告いたしました。
また,本事業における連携機関である大阪府?大阪市?堺市の各教育委員会の指導主事によるコメントや,ZOOMで視聴いただいた皆様との意見交換等もあり,盛況のうちに終えることができました。
報告会の様子
プログラム
時 刻 | 内 容 |
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13:00~ | ZOOMの開場 |
13:15~ |
開会の辞 |
あいさつ(大阪教育大学連合教職実践研究科主任 森田英嗣) | |
オリエンテーション(大阪教育大学連合教職実践研究科教授 田村知子) | |
13:30~15:50~ | プログラム受講者の報告 ※詳細は次項参照 |
?報告のために2会場に分かれますので,ご興味のある方へご参加ください。 ?各報告は,それぞれ発表13分,質疑10分,交代2分で行います。 |
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15:50~ | 会場移動 ※A会場にご移動ください。 |
15:55~ | 指導主事からのコメント |
?大阪府教育庁 指導主事 北野賢一 | |
?大阪市教育センター 総括指導主事 長谷川光洋 | |
?堺市教育センター 指導主事 上江洲綾香 | |
16:07~ | 参加者の振り返りと総括的な意見交換 |
16:29~ | 閉会の辞 |
報告タイトル
発表時間 | A会場 | B会場 |
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13:35~ | 谷輪 優子 |
大阪市教育委員会 | 北谷 晃久 | 大阪市立焼野小学校 |
多文化共生教育の推進 ―よりよい学校をめざして― | 国際教育推進プログラムの提案 | |||
14:00~ | 山口 敬之 |
東大阪市立柏田小学校 | 山口 博功 | 大阪市立真住中学校 |
柏田小学校における多民族?多文化共生教育の今日化について | Hakaを通じてKIWIのアイデンティティから多文化共生を学ぶ | |||
14:25~ | 休 憩 | |||
14:35~ | 武友 陽一 | 阪南市立上荘小学校 | 里見 拓也 | 大阪市立新巽中学校 |
他国を知り、自国を大切にする多文化共生教育 | Celebation of Diversity ~自分と向き合う場づくりを目指して~ | |||
15:00~ | 宮下 由美子 |
大阪市立古市小学校 | 西村 嘉都美 | 守口市立さつき学園 |
あなたは日本の文化を語れますか | みんなが輝く学校づくり | |||
15:25~ | 井上 泰希 |
大阪市教育センター | 筒井 哲也 | 大阪市立東淀工業高等学校 |
JSLカリキュラムに基づいた授業づくり研修の実施 | 多文化共生社会を担う人材育成 |
金博宝188,金博宝188app3年3月27日(土)の午後,大阪教育大学連合教職実践研究科が文部科学省より受託している委託事業「金博宝188,金博宝188app2年度新時代の教育のための国際協働プログラム」について,同事業の受託者である東京学芸大学,グローバル教育推進プロジェクトと3団体合同での報告会を開催いたしました。
【日時】
金博宝188,金博宝188app3年3月27日(土) 13:30~15:30
【報告機関と事業名称】
一般社団法人 グローバル教育推進プロジェクト(GiFT)
技能教科を活用したメーカー(ものづくり、作り手)教育/クリエイティブラーニングを通した「持続可能な社会の創り手」意識と行動変容をもたらす教育の研究:教科横断型学習を生み出すカリキュラムマネジメント及び教員連携を生み出す教員養成、学校運営国立大学法人 東京学芸大学
諸外国の支援実践とMIMの比較から追求するインクルーシブ教育国立大学法人 大阪教育大学
ニュージーランドの多文化共生教育に学ぶプログラム
【プログラム】
時 刻 | 内 容 | |
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13:00~ | ZOOMによる接続開始 | |
13:30~13:35 |
開会の辞 | |
13:35~13:40 | 挨拶 文部科学省大臣官房国際課長 氷見谷 直紀 様 |
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13:40~15:10 | 各機関による報告(発表20分?質疑応答10分) | |
13:40~ | 一般社団法人 グローバル教育推進プロジェクト(GiFT) 報告者:調査研究事業統括 木村大輔 |
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14:10~ | 東京学芸大学 報告者:附属小金井小学校 教諭 鈴木秀樹 |
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14:40~ | 大阪教育大学 報告者:大学院連合教職実践研究科 教授 木原俊行 |
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15:10~15:30 | 総括的な議論?振り返り | |
15:30 | 閉会の辞 |
【開催方法】
各機関の代表者による事業の報告を行い,その様子をZOOMで配信し,広く社会へ発信いたしました。金博宝188,金博宝188app2年度 新時代の教育のための国際協働プログラム(教員交流)では,事業の実施にあたり,成果の取りまとめ?活用?普及を目的として,成果報告書及び提言書の作成?ホームページ等での公表が求められております。
プログラム報告書
「ニュージーランドの多文化共生教育に学ぶプログラム」での活動やその学びを報告書としてまとめましたので,是非ご一読いただき,本学連合教職大学院の取り組みを知っていただけるとありがたいです。
※本報告書の複製,転載,引用等には文部科学省の承認手続きが必要です。
※画像をクリックするとPDFデータ〈19MB〉が開きます。
国際協働プログラムにおける提言書
本プログラムを通じて得た学びを,多文化共生教育の推進による学校改革に向けた提言書としてまとめました。
報告書と合わせてご一読いただけますとありがたいです。
※画像をクリックするとPDF〈776KB〉が開きます。